丹南農林総合事務所 農業経営支援部

最終更新日 2024年3月11日ページID 005617

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お知らせ 

北陸新幹線開業!「丹南農遊すごろくマップ」を公開・配布します!NEW!

新しく農業を始めたい方に必見!ふくい園芸カレッジでの研修生を募集中です!

●令和2年度4月1日から丹生技術経営支援部は南越合同庁舎3階に庁舎を移転しました。

 

病害虫発生予察情報や栽培技術情報

福井県病害虫防除室をご確認ください。

 

鳥獣害対策

獣害対策 侵入防止柵の設置・点検管理マニュアル NEW!

鳥獣害対策マニュアル(福井県農林水産部中山間農業・畜産課のホームページからご覧ください)

丹南地域鳥獣害対策マニュアル(イノシシ編)

鯖江市河和田地区における若狭牛の受入れ放牧(平成25年)

●獣肉利活用について

 丹南地域においてもCSF(豚熱)が野生イノシシから確認されています。

  CSF(豚熱)ウイルス拡散防止のお願い(自然環境課HP)

 

地場産農産物等情報

丹南地区のこだわり米

丹南地区の大麦・大豆・ソバ栽培

農産物直売所丹南地区ガイド

 

レシピ

丹南地域の伝承料理~丹南の風土が育んだ料理~のレシピ集

地場農産物を使ったメニュー(1)

地場農産物を使ったメニュー(2)

●米料理レシピ

 ・お米にまつわる伝承料理交流会(平成16年11月)

 ・平成23年度 南越米っ子コンクール応募作品(平成23年10月)

 ・平成24年度 南越米っ子コンクール応募作品(平成24年10月)

 ・平成25年度 南越米っ子コンクール応募作品

家庭で簡単に作れる!ジビエ料理レシピ集

 

地産地消(旬菜.comのホームページ)

 

農産物共励会等での表彰

平成25年度の受賞者一覧

毎日農業記録賞(H20~H24年)

管内の概要

 当管内は県のほぼ中央に位置し、鯖江市、越前市、池田町、南越前町、越前町の2市3町からなります。
 北は福井市、東は山岳によって岐阜県、西は日本海に接し、中央部を北上する日野川を挟んだ南越盆地に耕地が開けています。
 気象的には、日本海に接する南越前町や越前町の海岸部は年間気温が高く、積雪も少ないですが、山岳を背後にもつ池田町、南越前町山間部は積雪が多く根雪日数も長いため、春先の融雪遅延等による農業への影響が大きいなど、変化に富んだ地域です。
 交通は南北に国道8号線、JR北陸線、北陸自動車道が平行して縦貫するほか、国道305号、国道365号、国道417号、国道476号により、関西・中京経済圏への道路網が整備されています。
 管内の農業は、水田率が93%と高く、稲作を中心に野菜、果樹、花き、畜産など多様な展開が見られます。
 

水稲 

 南越全域では、環境に優しい農業への取り組みが盛んです。
 福井県特別栽培農産物認証制度で認証されている水稲面積は、県内の50%以上を占めています。
 独自の認証制度を設けている町もあり、消費者に喜ばれる安全安心なコメづくりを進めています。
 食味向上にも力を入れており、有利販売に結び付けるため、食味値を表示して独自販売するJAも出てきています。
 安全安心や食味向上でコメの高付加価値化を目指す一方、低コスト生産をめざした直播栽培にも熱心です。

 

 

(写真は、平成23年度稲作栽培研修)

水稲研修会

 

野菜
トマト作見会

  施設野菜では、越前市近郊のトマト・キュウリ、鯖江市の赤肉ネットメロン、鯖江市、越前市、池田町、南越前町とほぼ全域で福井県のブランドミディトマト「越のルビー」や軟弱野菜 が作られています。
 また、管内の代表的な野菜である越前市の「しらやま西瓜」は、赤土での栽培のため味が良く、地方市場や京都市場に出荷されています。
 水田園芸として、越前市、南越前町 のナス、鯖江市のブロッコリーなどがあります。 

 

(写真は平成24年トマト作見会)

 

果樹
果樹は、従来から南越前町においてウメとカキが生産されているのに加え、平成23年度から鯖江市でブドウ栽培が始まっています。
 ウメは、南越前町河野地区において、福井県在来種の「紅サシ」を主体に栽培をしてきましたが、より多収で高品質な果実生産をめざし、高接ぎにより「福太夫」へ品種更新を進めています。また、香りや味に特徴を持つ完熟「新平太夫」を「黄金の梅」というブランド名で流通させるプロジェクトを推進しています。

(写真は香り高い「黄金の梅」)
 

黄金の梅
ブドウの画像

 カキは、今庄地区で「長良」を用いて400年以上前から伝わる技法により「つるし柿」に加工されています。また、南条地区では主に「刀根早生」を生産し、渋ぬきをして「そま山柿」として販売されています。
 ブドウは、鯖江市内の3経営体が実践圃として取組みを始めたもので、「サニールージュ」、「ブラックビート」、「藤稔」、「シャインマスカット」を共通品種として栽培技術を習得しながら樹の育成を進めています。

(写真は根域制限によるブドウ栽培)

 

花き・畜産

 花きでは、越前町や南越前町河野地区のスイセン、南条地区の花ハスがブランドとして知られています。また越前市は「たけふ菊人形」も健在で、切り花キクの栽培も行われています。
 畜産では、池田町の「若狭牛」生産、越前市の「乳用牛」、越前市の「養豚」、越前市と鯖江市の「養鶏」など様々な畜種が飼育され管理技術の向上、品質の改善、低コスト生産(飼料用米の給与など)を推進しています。

 

 

(写真はキクの栽培圃場と南越前町の切り花用花ハス)

ハスとキク

 

 担い手
農業塾2回

 新規就農者の確保・育成のため、随時相談のほか就農相談重点期間を設定し、毎年7~8名の新規就農者が誕生しています。
 新規就農者や就農して間もない人を対象に、基礎技術習得のための農業塾を開催し、研修の受け入れをお願いする里親制度も設けています。
 管内の若手農業者23名で丹南地区青年農業者クラブを組織し、プロジェクト活動や先進地視察を通じてお互いの技術研鑽、交流を深めています。
 管内の認定農業者は250名余りおり、法人は60を超えます。担い手の減少や高齢化に対応するため集落営農への取り組みにも頑張っています。

(写真は平成25年度第2回農業塾)
 

 

起業活動と地産地消

  意欲ある認定農業者や女性・熟年グループ等を対象に、研修会を開催したり、個別相談を行ったりして、経営の多角化や起業活動を進めています。
  また、管内には複数のJA、市町にまたがった広域の地産地消組織「旬菜.comねっと」があり、その他にも広域の農産物直売所がいくつか存在しています。小さな直売所も含めて、食育にも熱心に取り組んで、地産地消運動を盛り上げています。

 

 (写真は平成25年6次産業化先進地研修)

6次産業化先進地研修

  

中山間地域振興
鳥獣害リーダー

 中山間地もかなりの部分を占める管内では、人口の減少や耕作放棄地の増大、農作物に対する鳥獣害など大きな問題を抱えています。
 特に鳥獣害対策では、農林総合事務所内に部を越えた対策チームを編成し、管内市町・JAと協力して集落リーダーの育成を支援し、集落自らが問題を解決していくような体制づくりを進めています。また、獣肉の利用促進のため、各地で試食会を開催しています。
 あわせて、地域資源を活かしたグリーン・ツーリズムへの取組みにも支援を行っています。

(写真は平成24年度鳥獣害対策リーダー研修会)

 

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