「令和４年度　書写指導員研修（実践編）」を開催しました。

最終更新日 2022年8月23日｜ページID 050405

元尾道市立御調西小学校長　藤井　浩治氏　を講師に迎え「書写指導員研修」を実施しました

日　時　　令和４年８月１７日（水）13：30～15：00
　　　　　　　　８月１８日（木）13：00～14：30
会　場　　17日（水）福井県立図書館　・　18日（木）福井県立三方青年の家
参加者　　５４名
内　容
県では、小・中学校を対象に書写指導員派遣事業を行っており、希望する学校の書写の授業に指導員を派遣し、実技指導の面でサポートしています。そして、指導員対象に学校の実態や学習指導要領の動向等を知ってもらうための研修を行っています。
今回、実践編として、元尾道市立御調西小学校長　藤井　浩治　氏を講師に迎え、２会場で研修会を実施しました。
　参加者は、まず姿勢執筆や半紙の折り方など指導法を聞いた上で、1日目は漢字の部分の組み立て方（内外の部分）・画の方向を単元とする３時間展開の模擬授業「友達」を、2日目は「行書の筆使い」を単元とする模擬授業「北西」を体験しました。１時間目は、めあてについて自身で考えながら主体的に原理・原則を学んでいく過程について、2時間目は既習事項をふまえながら目標設定をしていく過程について、３時間目は１・2時間目に学んだことを硬筆に生かす過程についての具体的な説明を受けました。最後に、児童や大学生の授業での成長をパワーポイントで見せていただき、こどもに劣等感を持たせない指導法と学校教育の留意点について学びました。

　書写は技能の習得だけではなく、文字の原理・原則や配置・配列なども理解し、日常で使えるようになることが大切です。参加者は、模擬授業を体験しながらこれまでの指導法を見直して、学校で活用できるようにと熱心に耳を傾けていました。

＜嶺北会場　県立図書館＞

＜嶺南会場　県立三方青年の家＞

　