選定図書学校巡回事業実践「同じ本を持つメリットを生かした読書指導」
全員が同じ本を持つメリットを生かした国語科の授業(金津小学校)
○こんな実践をしました
1年生の国語科の授業において学校巡回文庫『とん ことり』(筒井頼子/作 林明子/絵 福音館書店)を
活用。全員が同じ本を持つメリットを活かした授業を実践しました。
【クイズを使って正確な読みを育てる】
・「とん ことり」ということばは、なんかいでてくるでしょう
・「とん ことり」ということばは、なにをあらわしているでしょう
・「とん ことり」でとどいたものを、じゅんばんにならべましょう
【パターンを変えて音読トレーニング】
・全体を6つの場面に分け、班ごと(6班)に分かれて場面ごとに音読
・練習した場面を班ごとに前に出て発表。各自が登場人物(主人公、父、母等)のペープサートを
使って音読劇風に工夫。発表者以外の班の児童は、手元の本を見ながら聞く。
【書く活動につなげる】
好きな場面をワークシートに書く
・ワークシートは、絵日記スタイルとして、上半分に、好きな場面の絵を描き、下半分に、好きな
場面と理由を書く。
例:○○の場面が好きです。どうしてかというと、○○だからです。
○ここがおすすめ!ここが課題!
・教科書教材で付けた読みの力を活用する学習に最適です。全員が同じ本を見て音読や発表を聞く
ことができるので、理解が深まります。
・どの学年にも多様なジャンルの図書が揃うと、活用の幅が広がり様々な実践が可能です。
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