令和5年度「つなぐ図書バトン・つむぐ読書の輪」
「つなぐ図書バトン・つむぐ読書の輪」では、高校生が県内経営者等におすすめする本などについてインタビューし発信します。
今回は、県立図書館講演会「ものづくりの魅力、仕事の魅力~ハコアとわたし~」の終了後、講師の市橋人士氏を相手に、インタビューを実施しました。
⇒報道発表資料「つなぐ図書バトン・つむぐ読書の輪」
金津高校×Hacoa 市橋 人士氏(10/22)
◆参加校
金津高校
◆インタビューの相手
株式会社Hacoa 代表取締役 市橋 人士氏
◆おすすめ本
『漫画君たちはどう生きるか 』吉野源三郎∥原作 羽賀翔一∥漫画 マガジンハウス
『陰翳礼讃 』 谷崎潤一郎∥著 中公文庫ほか
『デザイン曼荼羅』 黒川雅之∥著 求竜堂
『なぜ僕らは働くのか』 池上彰∥監修 学研プラス 等
インタビュー記事(原文ママ)
- 3年 竹田 ひかり
今回私たちはHacoaの代表取締役社長の市橋人士さんにインタビューをしました。市橋さんからお聞きしたお話は、私が将来やりたい仕事と大きく関わるものがあったので、どのお話も興味深いものばかりでした。
市橋さんは、本を読んでいく中で、自分で解釈していくことが大事だとおっしゃっていました。私は、本を読む時、あまり自分の考えというものを意識したことがなかったので、これから自分の意見を持つことを意識して本を読んでいきたいです。
お話の中で特に印象に残っていることは、「夢を語ること」が大事だということです。このことは、これから社会に出て、目標に向かって歩んでいく私達にとって、とても大事なことだと思います。今私が持っている夢を、自分の言葉でしっかり語れるようになりたいです。そして、夢の実現に向けて励んでいきたいと思います。
今回お聞きした話を心に留めて、これから頑張っていきたいです。このように、お話を直接聞く貴重な機会は、これから先もなかなかないと思います。すばらしい機会を設けてくださり、本当にありがとうございました。
- 3年 山道 織奈
市橋さんのお話を聞き、伝統文化を守ろうという受け身の姿勢ではなく、普遍的な価値を創造しようとする姿勢が大切だと学びました。市橋さんは現代と昔のズレを認識し、「変えてはいけないもの」と「変えるべきもの」を自分の中で解釈し、それを周りに発信したことが今の仕事につながっているそうです。市橋さんが漆を塗らないままの木の製品を作ろうと決心したように、自分の考えと常識が合っていなくても、それを突き通すことも大切だと感じました。
講演のお話の中で一番驚いたのは、木を消費するだけでなく、木を増やし、森を豊かにする活動を行っていることです。経営をする上で、視野を広く持ち、余裕を持って取り組むことが重要だとお聞きしました。このような、幅広い視野が素晴らしいプロジェクトにつながり、ファンを作るブランディングの確立にもつながっていると感じました。
また、目的(見える的)をひとつに定めることで目標(見える印)につながると教えていただきました。「福井では恥ずかしいと思う人が多いが、『夢を語ること』が大切で、そうすることで自分に素直になることができ、伸びしろが生まれ、自分を成長させることにつながる。」という言葉に私は勇気をもらいました。今回の講演会は、受験を控える私にとって、自信になり、将来の目標がより明確になりました。これからは、目的と目標を設定することで、毎日を充実させ、自分の将来につなげていきたいと思います。
(インタビュー実施日:令和5年10月22日 福井県立図書館にて)
→「つなぐ図書バトン・つむぐ読書の輪」メニューへ
→福井県の子どもの読書活動推進事業(トップページ)
→福井県立図書館HP 講演会「ものづくりの魅力、仕事の魅力~ハコアとわたし~」 (10/22)
アンケート
より詳しくご感想をいただける場合は、syoubun@pref.fukui.lg.jpまでメールでお送りください。
お問い合わせ先
生涯学習・文化財課
電話番号:0776-20-0558 | ファックス:0776-20-0672 | メール:syoubun@pref.fukui.lg.jp
福井市大手3丁目17-1(地図・アクセス)
受付時間 月曜日から金曜日 8時30分から17時15分(土曜・日曜・祝日・年末年始を除く)