福井県坂井地区（あわら市・坂井市）では、白ネギを周年栽培する生産者が増えています。
大規模生産を行っている生産者は、周年栽培を行っていますが、需要は冬が中心で夏は購入量が落ち込む傾向があります。
そこで今回、白ネギを年間を通して美味しく食べていただけるように、レシピコンテストを開催しました。
県内各地の皆様から、一年中、美味しくネギを食べられるレシピが、合計４３点寄せられました。
その中から、本コンテストで受賞したレシピと、一次審査を通過したレシピについてご紹介いたします。

※募集期間：令和5年12月～令和6年1月
　応募総数：４３点
　主催：坂井農林総合事務所、坂井地区農業振興協議会

 

白ネギ・・・3本
豚肉バラ肉・・・180g
塩・コショウ・・・少々
薄力粉・・・少々
油・・・小さじ１
醤油・・・大さじ１と1/2
みりん・・・大さじ２
日本酒・・・大さじ２
砂糖・・・大さじ１
山椒・・・たっぷり

1. ネギに山椒をかけて豚バラ肉で巻く（豚バラ肉は6cm）
2. 軽く塩、コショウし、薄力粉をかける
3. フライパンに油を入れ、豚バラ肉を巻きつけた白ネギを入れ、肉全体に焼き色を付ける
4. 醤油、みりん、日本酒、砂糖を混ぜ合わせ、フライパンに加え、強火でフライパンをゆすりながら全体に絡める
5. 最後に山椒を振り、盛り付ける

ポイント

• 白ネギがたっぷり食べられるレシピです。

 

優秀賞　ネギとマイカといちほまれの甘辛味噌丼（考案者：永平寺町２０代男性）

材料（４人分）

白ネギ・・・４本
マイカ（ケンサキイカ）・・・中２匹
いちほまれ・・・２合
塩・・・少々
コチュジャン・・・大さじ１
ごま油・・・大さじ１
しょうゆ・・・小さじ１
白ごま・・・少々

調理方法

1. 白ネギは、５cm程度の長さの細切りにして、少量の食塩でもんでしんなりさせておく。
2. マイカは刺身にして、皮をはいで細切りにする。ゲソも足を１本づつばらしておく。
3. （１）の細切りネギの塩分を軽く洗い流して、（２）のマイカと混ぜ、さらに調味料のコチュジャン、ごま油、しょうゆを和える。コチュジャンは混ざりにくいのでよく混ぜる。
4. 通常の硬さに炊飯したいちほまれをどんぶりに盛り、（３）を上にのせる。さらに白ごまを少々かける。

ポイント

• ７～８月は、三国沖のマイカ釣りの最盛期です。甘みのある新鮮な生イカと、坂井地区産の白ネギ、福井県特産のいちほまれをおいしくいただきたく思いました。
• 夏バテ気味の時でも、炊きたての「いちほまれ」にのせて、どんぶりでがっつりいただけます。

 

優秀賞　白ネギへしこチャーハン（考案者：坂井市５０代女性）

材料（２人分）

白ネギ・・・２本
米・・・２合　
へしこ・・・半身（しっとり系の物：なぎさ会など）
卵・・・２個
ごま油・・・適量

調理方法

1.  白ネギを細かくみじん切りにする

2. へしこの骨を取り、身を細かくほぐす
3. ごま油をフライパンに入れ、白ネギとへしこの身を入れて炒める
4. しなっとなったらご飯２合をフライパンに投入
5. 白ご飯と具をほぐしながら、溶き卵を入れ炒める 

ポイント

• 福井県三方郡美浜町のソウルフード「へしこ」と坂井地区特産「白ネギ」のコラボレーション。
• 猛暑の中でも食欲増進、塩分補給が図られ、冷たいビールにあうご飯もの。
• へしこの塩味と旨味でその他の調味料は不要です。
• 夏はへしこ多めにして夏バテ防止◎

 

白ネギ・・・100g
白玉粉・・・180g
水・・・140ml
きな粉・・・大さじ2
砂糖・・・大さじ2
塩・・・少々