「元気な農業者交流現地研修会」を開催しました。

令和5年7月18日（火）若狭地区農業士会主催の「元気な農業者交流現地研修会」が開催されました。

今回は、若狭地区の将来の農業を担う青年農業者や新規就農者が、指導農業士や青年農業士等の現場を視察し、経営実態や経営手法を学び合うことを目的として、約30名の農業者が参加されました。

 

研修会では以下の経営体を視察し、現地で経営内容、施設・機械の見学および意見交換を行いました。

〇（株）今富の宝　赤尾嘉則氏　「水稲と玉ねぎの複合経営」
〇（合）若狭こすもかんとりー　辻直也氏　「大規模施設を中心としたネギの栽培」
〇 橋本農園　橋本守氏　「スマート農業機械を活用した水稲経営」

 

視察の際の意見交換では、
「タマネギの乾燥・貯蔵設備を整備して、地産地消ができたらいい」
「これからは労働時間や収穫量などのデータをしっかり取って、それを経営に生かすことが大事」
「自動車にETCやカーナビが必須となっているように、農機の自動操舵が絶対に必要な時代が来る」
といった貴重な意見もあり、参加者は熱心に耳を傾けていました。
「今後、雇用や後継者の確保などはどのように考えているのか？」と積極的に質問を行う姿も見られ、意見交換、情報交換の場として非常に有意義な交流会となりました。

 

嶺南振興局農業経営支援部では、今後も地域の農業者の皆様が活躍できるよう応援してまいります。

 

　 　　　　

　

（左上）(株)今富の宝 　（右上）(合)若狭こすもかんとりー　（左下）橋本農園