農遊コンシェルジュを目指して！

最終更新日 2021年6月29日 ｜ ページID 047223

　「農遊コンシェルジュ」…初めて聞いた方も多いと思いますので、簡単に説明します。

　「農遊」とは、北陸新幹線の福井・敦賀開業や中部縦貫自動車道開業をきっかけに福井県を訪れる旅行者に県内の農村にも足を運んでもらい、農村での交流人口増加と農家の所得向上につなげるため、旅行者が農村を遊んで回遊する「農遊地域」づくりを行う取り組みです。

　そして、「農遊コンシェルジュ」とは農村や特産品、農産物に関する旅行者からの質問に答えたり、その地域の自然・文化や観光施設等、農村地域の魅力を効果的に伝える人材のことです。

　嶺南振興局では令和3年 6月～9月にかけて、全5回の農遊コンシェルジュ育成講座を開催予定です。第1回は6月25日(金）に若狭合同庁舎内の研修室で開催しました。

　第1回の講座では開校式と「地域ブランドデザイン’S　中川氏」を講師に迎え、「施設や特産品の情報を魅力的に伝える」をテーマにワークショップスタイルの研修を行いました。

　参加者は、事前におすすめポイントなどをまとめた「福井県農遊施設紹介シート」をもとに、「その観光施設のブランド軸は何か」、「何を誰に伝えたいのか」といった部分を明確にしていくノウハウを学びました。研修の最後に、各自取りまとめた成果を1人2分で発表しました。それぞれとても魅力的な発表となり、今後、農遊コンシェルジュとしての活躍に期待が高まりました。

　次回第2回の講座は7月15日(木)、若狭管内の道の駅や直売所、農業生産現場の現地視察を予定しています。