（市川氏のシャインマスカット）　

ふくぷるシール

　令和3年8月4日、若狭町大鳥羽の市川ブドウ園にて、ブドウの栽培技術向上研修会を開催しました。

　福井県では、県内で栽培された一定の基準を満たした大粒種なしブドウを「ふくぷる」と認定し、販売しています。今回の研修会では、「ふくぷる」の品質向上を目指し、丹南地区、二州地区、若狭地区のブドウ生産者や関係者等約30名が参加しました。

　研修会では、園主市川氏の栽培管理などについて説明を受け、ハウスの見学を行いました。

現在は袋掛け栽培をしていますが、その袋を外すと粒のそろったきれいなシャインマスカットが現れ、参加者から感嘆の声が聞こえました。

　農業経営支援部では、市川氏が行っている摘粒方法の紹介（シャイン2果摘）や目揃え会の案内などを行いました。摘粒方法や市川氏の管理方法について、参加者から多くの質問が寄せられました。また、生産者同士で各自の栽培方法について意見交換をしている様子も見られ、今後さらなる技術の向上が期待されます。

　県内の直売所やスーパーで生産者が栽培したブドウが販売されています。美味しい福井のブドウの証である、「ふくぷる」シールが張られたものをぜひご賞味ください。

　研修会の様子