第3回若狭地区スマート農業実演会を開催しました。

最終更新日 2019年11月1日 ｜ ページID 042306

 　福井県スマート農業推進協議会は10月30日、小浜市遠敷地区の「株式会社 百里水郷農園」にて第3回スマート農業実演会を開催し、農業者や関係機関など約20名が参加しました。前日に雨が降ったため田んぼでの畝立作業を変更し、直進キープトラクタの説明および実演を行いました。今回使用したトラクタはGPSを利用しているため、自動で直進作業が出来ます。

　試乗した百里水郷農園の河原博文さんは「トラクタをまっすぐに走らせようとすると前だけでなく、後ろや左右に気を配る必要がある。このトラクタだと前以外に気を配らなくても大丈夫なので作業が楽になる」と話されていました。

　今後も当協議会では、スマート農機を活用した実演会などを開催し、スマート農業の普及に取り組んでいきます。（清水）

• スマート農業：ロボット技術や情報通信技術（ICT）を活用して、超省力・高品質生産を実現する新たな農業のこと
• 直進キープトラクタ：GPSを利用してまっすぐに走ることが出来るトラクタ。直進精度が必要な畝立作業などの負担軽減、作業能率の向上につながる。

左：自動走行の様子。

中央：実演会の様子。

右：まっすぐな自動走行の跡。