奥越農林総合事務所 農村整備部
管内の紹介
当事務所管内の総面積は、県の総面積(4,190km2)の約27%にあたる1,126km2であり、そのうち山林原野が85%、耕地が6%を占める自然豊かな山村地域です。
耕地面積の94%が水田で、管内には一級河川の九頭竜川やその支流である真名川、滝波川等の数々の河川が貫流し、これらの河川が地域の重要な農業用水源となっています。
その水田では、ブランド米の『コシヒカリ』や『いちほまれ』、酒米の『五百万石』や『さかほまれ』の生産を行っており、奥越地域は北陸でも銘酒の産地として知られています。そのほか、水稲種子米の育成などといった特徴的な農業経営も行っています。
お米以外の農作物としては、全国的にブランド化している里いもやネギ、蕎麦をはじめ、菊の栽培なども盛んです。
大区画に整備された圃場(大野市下舌他) 中山間地での農業の様子(勝山市大矢谷)
奥越の農業農村については、下記のようになっています。
水田面積(ha) | 県比(%) | ほ場整備率(%) | 大区画整備率(%) | |
大野市 | 3,860 | 10.9 | 95.1 | 10.8 |
勝山市 |
1,602 |
4.5 | 89.1 | 0.4 |
計 | 5,463 | 15.5 | 93.4 | 7.8 |
県全体 | 35,166 | - | 88.0 | 34.8 |
注:ほ場整備率とは管内(大野市、勝山市)の水田のうち、0.3ha以上の区画に整備された面積の割合
大区画整備率とは管内(大野市、勝山市)の水田のうち、0.5ha以上の大区画に整備された面積の割合
数字は県調査による、令和3年度実績
農村整備部各課の業務
〈計画管理課〉
土地改良事業の計画・調査に関すること、多面的機能支払交付金や地元小学校への出前授業などを担当しています
・農業農村整備事業の計画に関すること
・団体営事業の指導に関すること
・農業水利施設の長寿命化対策に関すること
・土地改良財産の管理、指導に関すること
・農地・農業用施設の災害復旧事業に関すること
・多面的機能支払交付金、中山間地域等直接支払交付金に関すること
〈整備保全課〉
県営土地改良事業の調査・設計および施工に関することを担当しています
・経営体育成基盤整備事業(ほ場)上丁地区に関すること
・経営体育成基盤整備事業(土地総)上庄大井1期地区、上庄大井2期地区、下庄北部地区に関すること
・中山間地域総合整備事業(一般型)大野阪谷2期地区、勝山東南部地区に関すること
・農村災害対策整備事業 妙金島地区に関すること
★圃場の大区画化
区画を大きくすることで大型の農業機械を簡単に導入することができ、効率的に農作業ができるようになります
【圃場整備(勝山市平泉寺町大渡)】
区画拡大前(平成28年3月) 区画拡大後(平成29年5月)
★農業用用排水施設の整備
用排水施設は、農業用水を安定して供給し自然災害から農地や公共施設を守る役割があります
整備保全課では、老朽化した用排水施設を更新し、機能向上に取り組んでいます
【支線用水路(大野市堀兼)】
改修前 改修後
【勝山大用水(勝山市猪野口)】
改修前 改修後
計画から事業の遂行、既存の施設の調査まで、効率的な営農の実施を目指して、各課それぞれの職員が一丸となって業務に当たっています
アンケート
より詳しくご感想をいただける場合は、oku-noso@pref.fukui.lg.jpまでメールでお送りください。
お問い合わせ先
奥越農林総合事務所
電話番号:0779-65-1286 | ファックス:0779-65-1287 | メール:oku-noso@pref.fukui.lg.jp
〒912-0016 大野市友江11-10(地図・アクセス)
受付時間 月曜日から金曜日 8時30分から17時15分(土曜・日曜・祝日・年末年始を除く)