留学を志す学生にとって、円安や物価高による経済的負担の増大が大きな障壁となっていることから、留学時の渡航経費等の初期費用を支援することにより、企業の雇用ニーズ等にマッチしたグローバル人材の育成を促進することを目的としています。

 

　福井県内の大学に在籍し、英語圏の大学等に留学する学生などで、帰国後、福井県内で就職を希望する方に対し、「福井県長期海外留学促進支援奨励金」として８０万円を支給します。

　詳細はチラシおよび募集要項をご確認ください。

 

　年２回、下記の期間に募集します。なお、後期の募集については改めてご案内します。

　　前期：令和６年７月１０日（水）～７月３１日（水）

　　後期：令和７年１月～２月ごろ（予定）

 

　前期・後期合計 １０名　
　ただし、前期で支給決定者が１０名に達した場合は、後期の募集を行わないこともあります。

 

　申請時点で以下の１あるいは２に該当する方が対象となります。

 

　１．次の（１）～（３）全てに該当する方

　　（１）福井県内の大学等（大学、大学院、短期大学、高等専門学校（４年生以上））
　　　　　に在籍する学生の方

　　（２）日本国籍を有する方または次のいずれかに該当する方であること
　　　　ア　「日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法
　　　　　（平成３年法律第７１号）」第３条の規定による法定特別永住者として本邦に在留する方
　　　　イ　「出入国管理及び難民認定法（昭和２６年政令第３１９号）」別表第２の永住者、日本人の
　　　　　配偶者等、永住者の配偶者等または定住者の在留資格をもって本邦に在留する方
　　（３）大学等を卒業・修了後、福井県内での就職を希望、もしくは予定している方

　２．フィンドレー大学・福井県奨学生（令和６年度派遣）の方
　　※フィンドレー大学・福井県奨学生については、（公財）福井県国際交流協会ＨＰをご参照ください。

 

 

　以下の１から３に該当する留学が、本奨励金の支給対象となります。

　

　１．原則として期間が、１学期（セメスター制であれば１セメスター、
　　クォーター制であれば２クォーター）以上であること

　２．次のいずれかに該当すること

　　（１）海外の高等教育機関（大学、短期大学および高等専門学校）で正規授業を履修するもの

　　（２）海外の高等教育機関で授業を履修後、在籍する大学等で単位認定されるもの
　　（３）海外の大学院レベルの研究留学であるもの
　３．留学先高等教育機関等の所在地が英語圏（※）であること

　　※英語圏とは、原則、アメリカ、英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドとします。
　　（その他の国の場合は、要相談）

 

　１人８０万円を渡航費用等留学の初期費用支援として支給します。

　有効な申請が募集人数より多い場合、申請書類による選考の上、支給者を決定します。

　なお、支給対象者は８月中旬までに決定します。

 

　以下のいずれかに該当する場合は、奨励金の返還対象になります。ただし、本人の死去や疾病等のやむを得ない事情があるものとして認められた場合を除きます。

　（１）大学等卒業後、福井県内企業等（地方公共団体等の公務員や教員等を含む）に就職しなかった場合
　（２）大学等卒業後、福井県内企業等に就職したものの、３年間以上継続してその企業等に在籍しなかっ
　　　　た場合
　（３）留学先における学業成績や品行が著しく不良と認められる場合
　（４）留学を取りやめ、もしくは中断した場合。

 

　以下の（１）～（６）の申請書類を、ＰＤＦ形式にて福井県国際経済課メールアドレス（ kokusai@pref.fukui.lg.jp 　※下記お問い合わせ先参照 ）あてに７月３１日（水）までに提出してください。

　なお、（１）・（５）・（６）の様式についてはこちらをご使用ください。

 

　（１）奨励金支給申請書（様式第１号）

　（２）在籍する大学等の在籍証明書
　　　　（フィンドレー大学・福井県奨学生で社会人の方は大学等の卒業証明書等）
　（３）留学受入れ先を証明するもの
　　　　（留学先からの受入通知書、在籍大学等からの交換留学決定証明書、
　　　　　フィンドレー大学・福井県奨学生合格通知の写し等）
　（４）小論文（800 字程度）
　　　　テーマ「海外での留学の成果を、福井県内で、どのように活かしていくか」
　（５）誓約書（別紙様式第１号）
　（６）チェックリスト（別紙様式第２号）