薬局、検査室、放射線室の紹介
薬 局
薬剤師 山田 人也
主に入所のお子さんの薬を調剤しています。外来は原則、院外処方せんとなっています。
また、当センターで使用する薬についての管理を行っています。
薬は、てんかんの薬や精神科の薬、抗生物質、胃腸の薬などがあります。他には、口から食物を摂ることができない場合の液状の栄養剤などもあります。
設備としては、自動散薬分包機や電子天秤があります。
調剤は個々のお子さんの状態に合わせて行っています。例えば錠剤では、錠剤が大きくて飲み込めない場合には錠剤をつぶして粉にしたり、また1錠では薬の量が多すぎる場合には半分に割ったりする場合もあります。
これまでも薬の管理や調剤過誤防止に細心の注意を払ってきましたが、今後も安心して薬を使っていただけるよう努力していきます。また、薬のことでご不明な点などありましたら、気軽にご相談ください。
検査室
臨床検査技師 藤井 舞
生理検査
生理検査室では、主に脳波、ABR(聴性脳幹反応)、心電図等の検査を行っています。スタッフは一名のため、すべての検査が予約制になっています。
一般病院と異なり、当センター検査室では障がいの重いお子さんが多いため、個々にかける時間を十分取っています。例えば、脳波検査では可能な限り自然睡眠による検査が望ましいため、できるだけ睡眠剤の投与を避け、お子さんのペースにあわせ、柔軟性のある方法で検査を行っています。
当センター検査室では、まずお子さんに検査室の雰囲気に慣れていただくことから始まり、保護者の方には検査内容を理解していただき、協力をお願いしています。そのためにも、検査前に十分な説明を行い、和める雰囲気をつくり、お子さんも保護者の方もリラックスした状態で検査が受けられるよう心がけています。
検査について不明な点などございましたら気軽にご相談ください。
検体検査
福井県立病院と提携して行っています。
放射線室
診療放射線技師 大戸 浩史
当放射線室では、さまざまな障害を持つお子さんのX線撮影検査を行っています。
当センターでは、X線画像情報がフィルムではなくデジタル化によりモニター診断が可能です。画像処理によるX線画像の拡大・縮小、患部の大きさの計測、股関節等での角度計測が可能となり幅広いX線撮影診断が容易にできるようになりました。
X線撮影は、主に整形外科の骨系統の撮影で、脊椎弯曲症での全脊椎撮影、股関節脱臼・ペルテス病での股関節撮影、ダウン症での頚椎撮影、内反足症での足・足関節撮影など全身の骨のX線撮影を行っています。
小児科系では、胸部、腹部などの内臓系を、耳鼻咽喉科系では、上顎、アデノイドなどのX線撮影を行っています。
検査の際には、医師と一例ごとに撮影方法の検討を行い、各お子さんに合致した検査方法で、無理のない、安全で信頼性の高い、心優しい検査を目指しています。
X線被曝線量にも細心の注意をはらい、防護用鉛板などを利用して被曝線量の低減に努めています。
検査での不明な点などございましたら、各診療科医師または、診療放射線技師にご相談ください。
アンケート
より詳しくご感想をいただける場合は、ryouiku-c@pref.fukui.lg.jpまでメールでお送りください。
お問い合わせ先
こども療育センター
電話番号:0776-53-6570 | ファックス:0776-53-6576 | メール:ryouiku-c@pref.fukui.lg.jp
〒910-0846 福井市四ツ井2丁目8-1(地図・アクセス)
受付時間 月曜日から金曜日 8時30分から17時15分(土曜・日曜・祝日・年末年始を除く)