特定都市河川および特定都市河川流域の指定について

最終更新日 2023年5月24日ページID 055251

印刷

特定都市河川及び特定都市河川流域の指定

特定都市河川浸水被害対策法

 特定都市河川浸水被害対策法は、都市化の進展や集中豪雨の増加等により、都市部における浸水被害が甚大となってきている一方、通常の河川改修のみでは浸水被害の防止を図ることが市街化の進展により困難となってきていることから、当該流域における浸水被害防止のための対策推進を図るために、平成 16 年5月 15 日に施行されました。
 今般、気候変動により水災害が激甚化・頻発化しており、「市街化の進展」以外の要因でも、河道の整備等による浸水被害の防止が困難となっていることを踏まえ、令和3年5月に法律が改正され、「接続する河川の状況」「河川の周辺の地形等の自然的条件の特殊性」を要因として浸水被害の防止が困難な河川を指定対象に加えることや、従前の指定要件が大幅に見直されたことにより、特定都市河川の対象が全国の河川に拡大され、全国で流域一体となった浸水被害対策の推進を図ることとされました。
youken
 

特定都市河川の指定状況

全国的な指定状況

 令和6年1月時点では、全国で19水系256河川が特定都市河川に指定されており、37水系で特定都市河川等指定に向けて検討が進められております。

zenkoku
 

福井県内の指定状況

 福井県においては、市街化の進展が進んでいる河川や浸水被害が頻発している河川を選定して、特定都市河川等の指定に向けて検討を進めていきます。
詳細な河川等については、順次更新予定です 。

 

特定都市河川等に指定されると

雨水浸透阻害行為の許可

 特定都市河川等に指定されると、開発等による水害への弱体化を防ぐために、特定都市河川流域内における1,000m2以上の 「雨水浸透阻害行為」(流域内の土地の浸透力を低下させる行為) を行う場合、都道府県知事等の許可が必要となり、 雨水浸透阻害行為による流出雨水量の増加分相当以上の雨水貯留浸透施設(雨水を貯めたり、浸み込ませたりする施設)の設置等が義務付けられます。
sogaikouirei
 雨水浸透阻害行為の対象となる具体的な内容や各種申請のやり方等は、特定都市河川等の指定前に関係者に十分周知して、順次このページに掲載予定です。

 

アンケート
ウェブサイトの品質向上のため、このページのご感想をお聞かせください。

より詳しくご感想をいただける場合は、kasennka@pref.fukui.lg.jpまでメールでお送りください。

お問い合わせ先

河川課

電話番号:0776-20-0480 ファックス:0776-20-0696メール:kasennka@pref.fukui.lg.jp

福井市大手3丁目17-1(地図・アクセス)
受付時間 月曜日から金曜日 8時30分から17時15分(土曜・日曜・祝日・年末年始を除く)