平成２６年度県立大学地域貢献研究の成果

県立大学地域貢献研究推進委員会を開催しました

　
　平成27年3月21日(土)、県立大学において、県立大学地域貢献研究推進委員会（委員長　中山浩行　〔(株)ナカテック代表取締役〕）を開催し、平成26年度に実施した地域貢献研究18件の成果について、県民の視点から評価をしていただきました。 

各委員は、研究者から成果の概要について説明を受けた後、内容を精査しながら 、
　・計画どおり研究が実施されたか　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　・所期の目的が達成され、研究成果が明確であるか
　・今後、研究の発展性や地域貢献が見込まれるか
などの観点から評価を行い、その結果、13件の研究が「A評価（8人の委員の合計点が40点満点中32点以上）」となりました。
　委員会では、マスコミ向けに発表する代表的な研究を2件選考しました。
　この選考を受けて5月27日(水)にマスコミ向けに発表を行いました。

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平成26年度の研究成果

　平成26年度に奨励研究費を交付した研究は、次のとおりです。
　研究テーマをクリックすると、研究成果の概要がご覧いただけます。
　（平成27年度に継続する研究については、中間報告となっています。）

研究テーマ	主たる研究者	研究期間
アジアにおける日本企業の産業競争力と国際分業の再編 －福井県企業のアジア事業展開の可能性を探る－	地域経済研究所 教授　 丸屋　豊二郎	平成25～26年度
農水産資源を利用する発酵製品の開発研究	生物資源学部生物資源学科 特任教授 　宇多川　隆	平成25～26年度
天然高分子多糖を原料とした植物病害抵抗性誘導剤の開発	生物資源学部生物資源学科 教授 　木元　久	平成25～26年度
伝統野菜などの福井県産農作物の健康機能評価ならびに機能成分解析に関する基盤的研究 ※マスコミ発表研究	生物資源学部生物資源学科 准教授 　高橋　正和	平成25～26年度
福井県在来ナス品種の栽培方法の確立と系譜探索	生物資源学部生物資源学科 講師 　水口　亜樹	平成25～26年度
網羅的遺伝子解析技術を用いた魚類ウイルス感染防御機構の解析	海洋生物資源学部海洋生物資源学科  教授 　宮台　俊明	平成25～26年度
エラムシに強いトラフグ養殖のための分子基盤の解明	海洋生物資源学部海洋生物資源学科 准教授　末武　弘章	平成25～26年度
大気沈着窒素が嶺南流域圏の水環境に及ぼす影響の評価	海洋生物資源学部海洋生物資源学科 助教 　杉本　亮	平成25～26年度
福井県における医薬分業によるかかりつけ薬局機能の定着性の背景に関する研究 －ＧＩＳ分析による解析と薬剤師の認識調査－	看護福祉学部看護福祉学科 教授　大川　洋子	平成25～26年度
カニ殻農法による県内農作物の地域ブランド化とトマト新品種の育種	生物資源学部生物資源学科 教授　木元　久	平成26～27年度
福井県での栽培に適したパスタ用デュラム小麦品種の開発	生物資源学部生物資源学科 教授　村井　耕二	平成26～27年度
ふくいの和食食材の商品開発および販路開拓に関する研究 －福井市越廼の水産加工品開発と小浜の和食食育を結ぶ－	海洋生物資源学部海洋生物資源学科 教授　加藤　辰夫	平成26～27年度
三方湖におけるブルーギルの資源変動予測と変動要因の解明　ブルーギル増大問題を抱える北潟湖での応用をめざして	海洋生物資源学部海洋生物資源学科 教授　富永　修	平成26～27年度
新規な性状を付与した魚類醤油干しの開発と試食会・試験販売に基づく製品の改善	海洋生物資源学部海洋生物資源学科 教授　横山　芳博	平成26～27年度
九頭竜川アラレガコ伝統文化の再生を目指した増養殖技術の開発	海洋生物資源学部海洋生物資源学科 准教授 　田原　大輔	平成26～27年度
院内研修における企画力育成・強化モデル有用性の検証 －中小規模病院の研修企画を通して－	看護福祉学部看護福祉学科 教授 　寺島　喜代子	平成26～27年度
中山間地における農業農村の活性化策 ～小水力発電とその利用に関する実証実験～	学術教養センター 教授 　菊沢　正裕	平成26～27年度
福井県及びタイ産恐竜の脳函化石を用いた脳形態の３Ｄ復元 ※マスコミ発表研究	恐竜学研究所 教授　東　洋一	平成26年度

 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（注）主たる研究者の所属・職は平成２６年度現在

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