
福井県は全国的にも凶悪事件の発生件数の少ない県として知られている。人口や地域特性等、その背景には様々な要因があるだろう。しかし、1年365日24時間、警察署に勤務する警察官の働きも決して見逃すことはできない。交番勤務は、お世辞にも華やかな世界ではないかもしれない。日々のパトロール、地域住民との対話、一人暮らしのお年寄りの巡回連絡等、どれもが犯罪を未然に防ぐ重要な仕事なのだ。
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ここ数年、生活安全部が扱う犯罪は複雑多様化し、問題を解決し県民から信頼されるために、プロとしての知識・能力・行動力が今まで以上に要求されるようになった。携帯電話、ATMを悪用した振り込め詐欺、青少年の出会い系サイト利用による性的被害、大量に排出される廃棄物事犯、さらにはインターネットを悪用したサイバー犯罪等、県民の生活に密着する多種多様なフィールドを担当する彼らの活躍が、地域社会を支えている。
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刑事部では、殺人・強盗・誘拐・放火等の凶悪事件、詐欺・汚職・選挙違反等の知能犯事件、空き巣狙い、自動車盗等の窃盗事件、民事介入暴力、けん銃発砲や対立抗争を起こす暴力団犯罪等重大な事案を扱っている。そのため刑事企画課、捜査第一課、捜査第二課、組織犯罪対策課、鑑識課、科学捜査研究所、機動捜査隊の各部門が置かれ、日夜それぞれのスペシャリストが聞き込みや裏付け、張り込み等の捜査に当たっている。
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人口に対する免許取得率、マイカー所有率が高い福井県。特に交通事故問題は、交通部のみならず、県民にとっても関心が高い身近な問題だ。迅速に対応できる機動力を活かした交通機動隊の交通指導取締りやパトロールの強化、事故防止のための交通安全教室の実施等、交通部内の全ての警察官が連携しながら、交通事故ゼロの安全な社会を目指して日々格闘している。
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厳しい特別な訓練を受けた警察官だけで構成する警備部。地震や台風、水害等の大規模災害時に出動し、人命を守るのは、彼ら以外にできないこと。そうした活動の他に、ここ最近はテロ対策、要人警護が重要な任務になっている。中でもテロ対策は、多くの原子力発電所を有する県だけに、特に重要視されている。警備部は、チームワークを最大の武器に活動する、まさにスペシャリスト集団なのだ。
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地域の最前線で活躍する警察官をサポートする、言わば裏方的存在が、警務部。情報化や国際化が進む社会情勢にあって、効率の良い警察活動を行うために、組織体制、情報通信基盤、最新の装備資機材の整備等を進めている。また、給与、福利厚生、研修、健康管理等、警察職員が働きやすい環境作りをするのも大事な役割。総務課をはじめとした7つのセクションが、警察官一人ひとりをサポートしている。
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小学生の頃、福井警察署の剣道クラブに通っており、警察官に憧れたのがきっかけです。主に警戒パトロール、不審者への職務質問や深夜コンビニに立ち入り巡回を行い、防犯指導・注意喚起に努めています。厳正な職務執行が求められ、常に緊張がつきまとう仕事ですが、県民の方々に頼りにされる警察官という職業は、やりがいに溢れていると日々感じています。