福井県内の野外で確認された特定外来生物

最終更新日 2019年7月8日ページID 039035

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福井県内の野外で確認された特定外来生物は下記のとおりです。

哺乳類

ヌートリア

ヌートリア01ヌートリア02ヌートリア03
分類群:ネズミ目ヌートリア科
学名:Myocastor coypus
形態:頭胴長40~60㎝、尾長20~30㎝、体重5~8㎏。
生息環境:流れの緩やかな河川、湖、沼沢地。
日本における分布:本州中部以西
福井県での確認年代等:1976(昭和51)年に高浜町で捕獲記録がある。
福井県における分布:小浜市、おおい町、高浜町
原産地:南米中南部原産
被害:兵庫県加西市のため池にて水生植物群落を壊滅。ベッコウトンボの減少の原因となった。岡山のため池ではドブガイの大量捕食、木曽川氾濫原水域ではトンガリササノハガイ等のイシガイ科二枚貝類の捕食についての報告がある。農業被害、畦・堤防の脆弱化。
参考HP等:福井県特定外来生物防除実施計画(アライグマ・ヌートリア)についてお知らせします (福井県HP)
     特定外来生物の解説:ヌートリア[外来生物法](環境省HP)

アライグマ

アライグマ03アライグマ02アライグマ01
分類群:ネコ目アライグマ科
学名:Procyon lotor
形態:頭胴長42~60cm、尾長20~41cm、体重6~10kg。
生息環境:都市部から森林、湿地、水辺 。
日本における分布:ほぼ日本全国
福井県での確認年代等: 1995(平成7)年に福井市で捕獲記録あり。
福井県における分布:全県分布 (自然環境課平成21年度外来生物分布調査)
原産地:北米~中米原産
被害:農業被害(特にトウモロコシ被害が深刻.ナス・トマト・エンドウなどの野菜類,メロン・スイカ・イチゴなどの果実類,コイなどの養殖魚,家畜飼料,ビニールハウスの破壊など)。文化財を含む建造物への侵入・損壊、知床国立公園入口付近及び支笏洞爺国立公園に侵入。北海道ではニホンザリガニやエゾサンショウウオの食害、サギ類のコロニーの消失などの生態系影響を生じている。なお、アライグマ回虫を人が経口摂取すると、中枢神経障害を引き起こすことがあるが、国内の野生化した個体からは検出されていない。
参考HP等:福井県特定外来生物防除実施計画(アライグマ・ヌートリア)についてお知らせします (福井県HP)
     特定外来生物の解説:アライグマ[外来生物法](環境省HP)

鳥類類

ガビチョウ

ガビチョウ01ガビチョウ02
分類群:スズメ目チメドリ科
学名:Garrulax canorus
形態:全長21~24cm、ツグミ大の鳥。
生息環境:丘陵地、平野の森林
日本における分布:本州、四国、九州
福井県での確認年代等: 2014(平成26)年7月23日に坂井市三国町雄島で初確認。
福井県における分布:ー
原産地:中国中・西・南部、ラオス北東部、ベトナム北部、台湾原産。
被害:ハワイでは,ガビチョウが侵入してから在来種が減少している。
参考HP等:特定外来生物の解説:ガビチョウ[外来生物法](環境省HP)

ソウシチョウ

ソウシチョウ03ソウシチョウ02ソウシチョウ01
分類群:スズメ目チメドリ科
学名:Leiothrix lutea
形態:全長14~15cm、スズメ大の大きさ。
生息環境:森林(主に竹林、笹藪)
日本における分布:本州、四国、九州 
福井県での確認年代等: 2006(平成18)年10月29日に大野市平家平で三原学氏が初確認。
福井県における分布:―
原産地:ヒマラヤ西部~ミャンマー南西部・北東部、中国中部~南東部、インドアッサム州~ベトナム北東部原産。
被害:営巣場所に捕食者を誘引する。近年の爆発的な個体数の増加は在来種に影響を与えている可能性がある。1910~1920年代に導入されたハワイでは,在来鳥類減少の一因と考えられている。複数の国立公園内で確認されている(雲仙天草国立公園、富士箱根伊豆国立公園等)。
参考HP等:特定外来生物の解説:ソウシチョウ[外来生物法](環境省HP)

爬虫類

カミツキガメ

カミツキガメ01カミツキガメ02カミツキガメ03
分類群:カメ目カミツキガメ科
学名:Chelydra serpentina
形態:甲長約50cm、体重約34kgに達するが、他の亜種を含め35 cm を越える個体は稀。
生息環境:池沼、河川等
日本における分布:千葉で定着。各県で確認記録がある。 
福井県での確認年代等: 2015(平成27)年6月13日に敦賀市松島町で自然環境課等が初確認。
福井県における分布:―
原産地:北米~南米
被害:捕食による淡水生物相への影響,競合による在来の淡水カメ類への影響.漁具の損壊.ヒトへの咬傷.
参考HP等:特定外来生物の解説:カミツキガメ[外来生物法](環境省HP)

両生類

ウシガエル

ウシガエル01ウシガエル03ウシガエル02
分類群:カエル目アカガエル科
学名:Rana catesbeianaLithobates catesbeianus)
形態:成熟個体の鼻先から肛門までの長さは11~18cm。変態したばかりの子ガエルでも4~6cm。
生息環境:池沼等
日本における分布:北海道南部以南の日本列島のほぼ全域
福井県での確認年代等:―
福井県における分布:福井市、あわら市、美浜町、若狭町(自然環境課平成23年度外来生物分布調査)
原産地:北米原産。メキシコ、大アンティル諸島、ヨーロッパ、東南アジア、中国、台湾等に侵入。
被害:在来生物に対する捕食・競合。影響を受ける生物:(1)昆虫類や他のカエルをはじめとする多くの小動物が捕食の影響を受ける。(2)水辺に生息するトノサマガエル,ダルマガエル等の種が食物等を巡る競合の影響を受けうる。カエルツボカビ症・ラナウイルス症病原体を媒介すると指摘されている。小笠原諸島では根絶された。
参考HP等:特定外来生物の解説:ウシガエル[外来生物法](環境省HP)

魚類

ブルーギル

ブルーギル01ブルーギル02ブルーギル03
分類群:スズキ目サンフィッシュ科
学名:Lepomis macrochirus
形態:最大で全長41cmのものも報告されているが、ふつうは25cm程度まで。
生息環境:主に流れの緩やかな河川下流域や湖沼に生息。
日本における分布:全国 
福井県での確認年代等: 1970年代前半(昭和40年代中頃)に北潟湖で確認。
福井県における分布:福井市、敦賀市、勝山市、鯖江市、あわら市、越前市、坂井市、永平寺町、越前町(自然環境課平成23年度外来生物分布調査)
原産地:カナダ南部、アメリカ中東部、メキシコ北部
被害:捕食や競争により国内各地で在来種を駆逐し、優占種となっている。
卵や仔魚は親魚によって保護される。寿命は最長10年以上。
参考HP等:特定外来生物の解説:ブルーギル[外来生物法](環境省HP)
     福井県内水面総合センター 研究成果情報(福井県HP)

コクチバス

コクチバス01コクチバス02

分類群:スズキ目サンフィッシュ科
学名:Micropterus dolomieu
形態:最大で全長69cmのものも報告されているが、ふつうは50cm程度まで。
生息環境:主に湖沼に生息するが、流れのある河川にも見られる。オオクチバスよりも流水域に適応できる。
日本における分布:青森から和歌山までの山梨を除く19都道県 
福井県での確認年代等: 2007(平成19)年に九頭竜湖において初確認。
福井県における分布:大野市
原産地:カナダ南部、アメリカ中東部
被害:南アフリカでは在来種を捕食し、在来種の多くが見られなくなった例がある。ハワイでも在来種はもとより、オオクチバスやブルーギルを含む魚類を駆逐した。国内でも分布を拡大しており、オオクチバスより低温や流れに強いため、より上流域での捕食や競合の被害が懸念されている。
参考HP等:特定外来生物の解説:コクチバス[外来生物法](環境省HP)
     福井県内水面総合センター 研究成果情報(福井県HP)

オオクチバス

オオクチバス01オオクチバス02オオクチバス03
分類群:スズキ目サンフィッシュ科
学名:Micropterus salmoides
形態:最大で全長97cmとされるが、ふつうは50cm程度まで。
生息環境:主に湖沼や河川下流域など、止水域や流れの緩やかな場所に生息。
日本における分布:北海道を除く全国 
福井県での確認年代等: 1984(昭和59)年に広野ダムで初確認(加藤文男1991.福井市立郷土自然科学博物館研究報告38、41-46)
福井県における分布:福井市、敦賀市、小浜市、鯖江市、あわら市、越前市、坂井市、永平寺町、南越前町、越前町、おおい町、若狭町(自然環境課平成23年度外来生物分布調査)
原産地:カナダ南部、アメリカ中東部、メキシコ北部
被害:国内各地で捕食や競合により在来種を駆逐するなど、在来魚類群集に様々な影響を及ぼしている。
参考HP等:特定外来生物の解説:オオクチバス[外来生物法](環境省HP)
     福井県内水面総合センター 研究成果情報(福井県HP)

甲殻類

ウチダザリガニ

ウチダザリガニ01ウチダザリガニ02ウチダザリガニ03
分類群:エビ目(十脚目)ザリガニ上科ザリガニ科
学名:Pacifastacus leniusculus
形態:体長約15cmまで。
生息環境:湖沼、河川等
日本における分布:北海道、福島、千葉、長野、滋賀、福井 
福井県での確認年代等:2011(平成23)年6月に九頭竜で初確認。
福井県における分布:大野市
原産地:北米原産。ヨーロッパに侵入。
被害:生態系被害:捕食、ザリガニカビ病を媒介する可能性がある。
参考HP等:特定外来生物の解説:ウチダザリガニ(亜種タンカイザリガニを含む) [外来生物法](環境省HP)

クモ・サソリ類

セアカゴケグモ

セアカゴケグモ03セアカゴケグモ02セアカゴケグモ01
分類群:クモ目ヒメグモ科
学名:Latrodectus hasseltii
形態:成体の体長オス3 5~6 0 メス7 0 ~3.5~6.0mm、7.0mm~12.0mm。
生息環境:都市部、住宅地等
日本における分布:中部地方以南の主に太平洋側の地域。関東・東北の記録が増加している。 
福井県での確認年代等:平成26年7月25日に福井市で初確認。
福井県における分布:福井市
原産地:オーストラリア原産と考えられている。北米等に侵入。
被害:強い神経毒を持ちオーストラリアで死亡例がある。国内では死亡例はない。
参考HP等:「セアカゴケグモ」にご注意ください。 (福井県HP)
     特定外来生物の解説:ゴケグモ属[外来生物法](環境省HP)

植物

ボタンウキクサ

ボタンウキクサ01ボタンウキクサ02ボタンウキクサ03
分類群:サトイモ科ボタンウキクサ属
学名:Pistia stratiotes
形態:0.3m、浮遊性の多年草
生息環境:池沼、河川、水田、水路など日当たりの良いところに生育する。
日本における分布:昭和初期に渡来。本州(関東以西)、四国、九州、琉球、小笠原に分布。 
福井県での確認年代等:2003(平成15)年7月29日に福井市菖蒲谷町で採取された植物標本が福井市自然史博物館に収蔵されている。
福井県における分布:―
原産地:南アフリカ原産。アジア、オーストラリア、北アメリカ、南アメリカ、インド洋諸島、ハワイ諸島に分布。
被害:在来の水生植物に深刻な影響を及ぼす。
参考HP等:特定外来生物の解説:ボタンウキクサ[外来生物法](環境省HP)

アゾラ・クリスタータ(外来アゾラ類)

アゾラ01アゾラ02
分類群:アカウキクサ科アカウキクサ属
学名:Azolla spp.
形態:3cm、浮遊植物
生息環境:湖沼、水田、溝、水路など日当たりのよい浅い水域に生育する。
日本における分布:本州、四国、九州に分布する。
福井県での確認年代等: ―
福井県における分布:九頭竜川(国土交通省河川環境データベース )、真名川(国土交通省河川環境データベース )
原産地:アジア、アフリカ、南北アメリカ
被害:生態系被害:競合、交雑、改変
参考HP等:特定外来生物の解説:アゾラ・クリスタータ[外来生物法](環境省HP)
      河川環境データベース 河川水辺の国勢調査(国土交通省HP)

オオキンケイギク

オオキンケイギク01オオキンケイギク02
分類群:キク科ハルシャギク属
学名:Coreopsis lanceolata
形態:0.7m、多年草
生息環境:河川敷、道路沿い、海岸などに大群落を作る。
日本における分布:明治中期に渡来。北海道~九州、琉球、小笠原に分布。
福井県での確認年代等:1980(昭和55)年8月26日に坂井郡芦原町芦原ゴルフ場で採取された植物標本が福井市自然史博物館に収蔵されている。
福井県における分布:全県分布(自然環境課平成22年度外来生物分布調査)
原産地:北アメリカ原産。世界各地で利用。
被害:生態系被害:競合。愛知県では、カワラサイコやカワラハハコを圧迫している。
参考HP等:特定外来生物の解説:オオキンケイギク[外来生物法](環境省HP)

オオハンゴンソウ

オオハンゴンソウ01オオハンゴンソウ02オオハンゴンソウ03
分類群:キク科オオハンゴンソウ属
学名:Rudbeckia laciniata
形態:3m、多年草
生息環境:路傍、荒地、河原、湿原など、肥沃で湿った環境に生育する。国立公園の湿原や森林といった自然度の高い環境に繁茂する。
日本における分布:園芸植物として明治中期に渡来。北海道~九州、琉球に分布。 
福井県での確認年代等:1964(昭和39)年8月26日に福井市、武生市で採取された植物標本が福井市自然史博物館に収蔵されている。
福井県における分布:坂井市、福井市、勝山市、大野市、越前町、越前市、池田町(自然環境課平成22年度外来生物分布調査)
原産地:北アメリカ原産。世界各地で利用。
被害:生態系被害:競合。ハナガサギク(ヤエザキオオハンゴンソウ)(広島、H23:1)含む。国立公園等、各地の重要地域で駆除が行われている。
参考HP等:特定外来生物の解説:オオハンゴンソウ[外来生物法](環境省HP)

アレチウリ

アレチウリ01アレチウリ02アレチウリ03
分類群:ウリ科アレチウリ属
学名:Sicyos angulatus
形態:数m、つる性の一年草
生息環境:林縁、荒地、道端、原野、樹園地、造林地等に生育する。河川敷飼料畑に大群落。日当たりの良い肥沃な環境を好む。
日本における分布:1952年に静岡に渡来。近年は飼料に混入し、北海道~九州に分布。 
福井県での確認年代等:1981(昭和56)年9月20日に福井市足羽川で採取された植物標本が福井市自然史博物館に収蔵されている。
福井県における分布:坂井市、永平寺町、福井市、大野市、鯖江市(自然環境課平成22年度外来生物分布調査)
原産地:北アメリカ原産。南アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、アジア、オセアニア、太平洋諸島に分布。
被害:生態系被害:競合。人体被害、経済産業被害。果実に刺がある。
参考HP等:特定外来生物の解説:アレチウリ[外来生物法](環境省HP)

オオフサモ

オオフサモ01オオフサモ02
分類群:アリノトウグサ科フサモ属
学名:Myriophyllum aquaticum
形態:1m、抽水性の多年草
生息環境:湖沼、ため池、河川、水路に群生する。
日本における分布:大正年間に渡来。北海道~九州、琉球で分布。 
福井県での確認年代等:―
福井県における分布:越前市
原産地:南アメリカ原産。ヨーロッパ、アフリカ、アジア、オーストララシア、北アメリカ、ハワイ諸島に分布。
被害:生態系被害:競合。
参考HP等:特定外来生物の解説:オオフサモ[外来生物法](環境省HP)
      特定外来生物オオフサモについて(越前市HP)

オオカワヂシャ

オオカワヂシャ01オオカワヂシャ02オオカワヂシャ03
分類群:ゴマノハグサ科クワガタソウ属
学名:Veronica anagallis-aquatica
形態:1m、抽水性の多年草
生息環境:湿地、河川、水田、水路に生育する。
日本における分布:渡来年代不明。本州、四国、九州に分布。 
福井県での確認年代等:―
福井県における分布:北川(国土交通省河川環境データベース)、九頭竜川(国土交通省河川環境データベース )
原産地:ヨーロッパ~アジア北部原産。南アメリカ、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカに分布。
被害:生態系被害:競合、交雑。絶滅危惧種のカワヂシャとの交雑が確認されている。
参考HP等:特定外来生物の解説:オオカワヂシャ[外来生物法](環境省HP) 

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