一寸ソラマメ

最終更新日 2012年8月3日ページID 008182

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一寸ソラマメ
若狭では、昭和55年頃から水田で栽培するのに適した野菜として導入されました。

特徴は、ふつうのソラマメより大型で、マメひと粒の大きさが1寸(約3.3㎝)であることから、このように呼ばれています。
一寸そらまめは暑さに弱いので、気温が低い時期に栽培します。

4月になると白色~紫色の花が咲き、その花が枯れると中から緑色のサヤが見えてきます。サヤは最初、空に向かって大きくなっていきます。「ソラマメ(空豆)」という名前は、ここから来ています。
旬は5月~6月です。野菜の中では、たんぱく質が10%以上含まれ、栄養価が高く、さらにビタミンB1、B2、Cなども多く含まれています。また、鉄分はホウレンソウと同じくらい多く含まれています。
食べ方:ソラマメは、オハグロが黒くなる前が食べ頃です。また、鮮度が落ちるのが早いので、収穫したらすぐに食べるのが最も美味しいでしょう。冷蔵庫で保存するより、硬めにゆでて冷凍保存すると美味しさが長持ちします。


一寸ソラマメ

(2)作業内容
①.種子・播種床の準備
・ 品種「ハウス陵西」。播種量8ℓ/10a。(約230粒×8ℓ=1,800粒)
・ ソラマメは直播が可能だが、発芽不揃いになりやすい為、移植の方が揃いやすい。
・ 直播は発芽率8割とし、補植用として苗床に余分に播種しておく。
・ 移植は日当たり、排水の良い播種床15~20㎡に、マグフミン100g /㎡施用する。
・ ポット、セルトレイ、トロ箱播種の場合は、市販の床土か自作土を使う。自作土は、無病の土100ℓに過りん酸石灰36g、マグフミン150gを混和する。 

②.播種(10月10~15日)
・ 自家採種の種子は、消毒して播種する。
・ オハグロを下にし、マメの頭が少し出る程度に浅く播種する。播種間隔は10㎝×10㎝。
・ 乾燥防止にわらやモミガラ等で覆い、発芽が揃ったら取り除く(徒長防止)。

③.圃場準備
・ 日当たりが良く、越冬後の開花・莢肥大期にかん水可能な圃場を選ぶ。
・ 堆肥等の土作り資材は2t/10aを目安とし定植の1ヶ月程前に施用しておく。
・ 堆肥を入れない場合は、代替でアヅミン40kg/10aを入れる。
・ 定植1週間前までに元肥を全面に施用し、耕うん・畝立てを行う。
・ 排水が悪い場合は、25㎝程度の高畝にする。

④.マルチ張り
・ 全面マルチが良いが、追肥をする場合は95㎝幅マルチで天幅を覆うようにする。
・ 一度雨に当てるか、かん水し、土壌に水分があるときに黒マルチを張る。

      
⑤.定植(10月下旬~11月上旬)
・ 本葉1~2枚程度の若い苗を種子の一部が見える程度に浅く、畝中央へ45cm間隔で植え付ける(植栽株数1,480株/10a)。
 

⑥.摘心(11月中旬頃)
・ 本葉3~4枚頃になったら親茎の生長点部分を摘心する。

⑦.トンネル被覆(12月上旬頃)
・ 雪害を避けるため、被覆資材でトンネルする。
・ 越冬期間中に湿害を受けないように、排水溝を再整備する。

⑧.トンネル除去(3月上~中旬)
・ 枝がトンネルの天井に達したところでトンネルを除去する。

⑨.整枝、親枝除去(3月中下旬)
・株元に近い太い分枝を1株当たり6~8本残し、細く小さい芽は掻き取る。
・黒くなった枝(親枝)は病気のもとになるため取り除く。

⑩.誘引(3月下旬~)
・ 倒伏防止と株元の日当たりを良くするため、支柱を外側に開くように立てて、両側に茎を振り分け、ひもで枝を固定する。(誘引ひもは各段に2本ずつ張り、間に茎を挟み込むと株が安定する。)
・ ひもの間隔は30㎝程度とし、草丈に合わせて2~3段張る。

⑪.畝間灌水(開花期以降)
・ 開花期から子実肥大期は圃場を乾燥させないよう、積極的に灌水する。

⑫.分枝の摘心(4月下旬~5月上旬)
・ 莢の肥大促進とアブラムシ予防のために、枝の先端を手で摘み取る(摘心)。
・ 草丈1メートル以上、開花段数が10~15段になったら一斉に行う。

⑬.収穫(5月下旬~)
・莢に光沢が出て、莢の上面の包合線がやや褐色に色づき、莢が下向きになった(子実のオハグロ部分が淡く色づいた)頃が収穫適期である。

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