現在地:トップ > 組織別情報[トップ] > 埋蔵文化財調査センター

[ここから本文内容]
最終更新日:2012年05月14日

「センターの仕事」

      トップページセンターの仕事最新発掘情報行事案内発掘調査一覧施設案内 

 センターの仕事

  

 現在、福井県内には約3,500もの遺跡があるとわかっています。このような遺跡は、私たちの歴史や文化を知る上でとても大切なもので、できるかぎり未来に残していく必要があります。でも、生活を便利にするためには、新しく道路や建物をつくる必要もあります。そのために遺跡は壊されてしまい、二度と見ることができなくなってしまいます。

そこで、工事の前に発掘調査をおこなって、その内容を調べて、記録として保存していくことが必要となります。

埋蔵文化財調査センターは、このように記録として遺跡を保存するために、発掘調査をおこない、出土した遺物や記録した図面などを整理して、発掘調査報告書にまとめる仕事を主にしています。

 調査グループ

 公共事業等の発掘調査を実施してます。
  H24年は以下の発掘調査を実施します。

   ・小尉(こじょう)遺跡 福井市小尉町  調査期間 5月~8月

   ・鷲塚(わしづか)遺跡 福井市河合鷲塚町 調査期間 5月~9月

    関中(せきなか)遺跡 坂井市坂井町関中
   ・下関(しもぜき)遺跡  坂井市坂井町下関           調査期間 10月~11月
    金津新江ノ尻(かなづしんえのじり)遺跡 あわら市金津新   

一乗谷朝倉氏遺跡グループ

 一乗谷朝倉氏遺跡の発掘調査・遺物整理・環境整備を行っています。

   ・計画調査 2件  調査期間 5月~12月
   ・現状変更に伴う調査 1件
   ・一乗谷川河川改修に伴う調査 調査期間 7月~8月

  環境整備

整理・普及第1グループ
 

整理・普及第2グループ

 遺物整理およ普及・啓発を行っています。

調整グループ

 事業主との調整および試掘調査を行なっています。
  手続き等について

関係書類はコチラ

 1.94条文化財保護法通知様式
 2.有無の確認依頼様式
 3.試掘調査依頼様式
 4.事業計画変更様式
 5.工事立会依頼様式
 6.試掘調査承諾書


 

 

 

 


 

発掘調査

発掘調査は、次のように進められていきます。

1. 試掘調査

試掘調査

ある遺跡が工事などでこわされることがわかると、遺跡の一部を試しに掘ってどれくらいの深さに遺跡があるのか、いつの時代の遺跡かを調べます。

これを試掘調査といいます。

試掘調査によって遺跡の内容がわかると、調査の計画を立てます。こうして、本格的な発掘調査がはじまります。


 

2. 発掘調査

遺構掘削

発掘調査は、ほとんどが人の手によって進められていきます。土の色やかたさなどをたよりに、慎重に掘っていきます。

大部分の遺跡では、地面にたくさんの穴があきます。このたくさんの穴が昔の人たちの生活のあとなのです。

そして、この穴が並んでいる状態や出てきた土器・石器などから、家の跡なのか、お墓なのか、遺跡の性格が判断されます。


 

遺構実測 遺跡はこわされてしまうと、二度と同じものを見ることができなくなります。そこで、たくさんの図面を作ったり、写真を撮ったりして記録に残していくのです。

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

遺物整理

 

外での発掘調査が終わったら、それでおしまいではありません。次に遺跡から出てきた土器や石器をきちんと整理しなければならないのです。

では、具体的にはどのようにしていくのでしょうか?

1.洗浄作業

 

洗浄作業遺跡から出た土器や石器は、まず丁寧に水で洗って泥を落とします(洗浄)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                                            

2.注記作業

 

注記作業泥を落としたらよく乾かして、ひとつひとつの破片にどの遺跡のどの場所から出てきたものか分かるように情報を書き込みます(注記)



 

3.接合作業

 

接合たいていの土器は、こまかく割れたカケラのまま出てきます。

このままでは、どんな形なのか検討がつきません。

次の作業は、よく似た模様や色合いをもつこまかなカケラを集めて、パズルのように元の形にもどしていきます(接合)
 

 

4.復元作業

  復元

 カケラが足りずに完全な形にならないものは、石膏を入れて本来の形にもどしていきます(復元)。                              

 こうして、こわれていた土器も、元の形がわかるようになるのです。                                                      

 

 

 

5.図面作成作業



 

実測

石器や復元した土器などを、その特徴をとらえながら、図面にします(実測)。 

 実測した図面は、本にのせるために、きれいに清書します(トレース)。 

 また、これらの土器や石器の写真も撮影します。  

                                                         

                                      
                                                                トレース

 



                                                 

 

 

 

 

 

 

                                                             

                  


                                                            
                                                                                                                                                     

5.報告書作成作業 発掘調査報告書

 最後の作業として、遺跡の調査成果を『発掘調査報告書』という本にまとめます。

 発掘調査で発見されたものを、現地で記録した図面や写真、掘り出された土器や石器などの図面や写真であらわして、発掘調査した遺跡が、いつ頃のもので、どんな特徴をもっているかなどをまとめて、本にしていきます。

 遺跡はこわされてしまいますが、本という形で残すことができるのです。


 





   トップページセンターの仕事最新発掘情報行事案内発掘調査一覧施設案内      

 

関連ファイルダウンロード
試掘・立会の文書の流れ(Excel形式:434KB)
94条文化財保護法通知様式(例)(Word形式:41KB)
有無の確認依頼様式(Word形式:22KB)
試掘調査依頼様式(Word形式:21KB)
事業計画変更 様式(Word形式:32KB)
工事立会依頼様式(Word形式:22KB)
試掘調査承諾書(Word形式:29KB)
 

このページは役に立ちましたか?

役に立った  どちらともいえない  役に立たなかった 

このページのお問い合わせ先:埋蔵文化財調査センター
住所:福井市安波賀4-10 
電話番号:0776-41-3644  FAX番号:0776-41-2494  e-mail:maibun-c@pref.fukui.lg.jp 

 

[ここからフッター]