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最終更新日:2010年02月04日
平成19年末に当たっての知事あいさつ
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このページは、平成19年12月28日(金)、年末に当たっての職員に向けての知事のあいさつをまとめたものです。
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平成19年の仕事納めに当たり、一言ごあいさつを申し上げます。
この一年、県政においては様々なことがありました。また、みなさんのご家庭でも様々な出来事やいろいろな思い出があったかと思います。
特に、最近では原油高騰や物価上昇など心配な状況も出ていますが、昨日、当面の対策を発表いたしました。長期的な対策も現在、新たな産業・経済政策について戦略会議を設け検討中です。
さて、今年は、本日まで、数年前のような大きな災害もなく、われわれも落ち着いて仕事が進められたのではないかと思います。
この一年を振り返りますと、福井県も全国も山あり谷ありで、非常に激動の一年でありました。
私のことといたしましては、4月の統一地方選挙では、マニフェスト「福井新元気宣言」に基づき県民のみなさんに訴え、おかげをもちまして、県政運営を継続して担当させていただくことになりました。
これは、とりもなおさず一緒に4年間全力で取り組んだ成果が、県民のみなさんに評価されたものだと思います。みなさんのご労苦に対しまして、心から感謝いたします。
この春、二期目の就任にあたりまして、みなさんへのあいさつの中で、
県庁の中で、決して内向きにならず外に目を向け、積極的に行動する、
県民と対話を続け、情報を交換しながら、現場主義に徹する、
そして、その中から知恵と自発的な努力を発揮して、多くの課題に積極的に挑戦して欲しい、
ということを申し上げました。
仕事を進める上で「どうしたらよいか」というイメージが、絶えず頭の中を生き生きと動き回ることが大事ではないかと思います。
数日前ですが、残念ながら、県民の信頼を損ねるような事案が県立高校の事務局でありました。各職員みなさんの改めての自覚と法に従うことを、組織的には互いに遠慮のない、オープンで率直な人間関係のもとに、県民の信頼に応えられるような県政推進を改めてお願いしたいと思います。
さて、今年は、わが福井県も、新しい政策を国にも提案しており、福井の仕事のスタイルや、県民のみなさんの生活の仕方を全国に知っていただき、またアピールできた一年ではなかったかと思います。
例えば、「ふるさと納税」という、みんなでふるさとを思いながら、ふるさとの応援をしようという提案をしました。年明けの税制の議論の中で実現されれば良いなと思っていますが、このような成果は、これまでにはなかったと思っています。
今年は、皇太子殿下のご臨席を仰ぎ、献血運動全国大会を開催いたしました。食育全国大会なども行い、福井のライフスタイルを全国に知ってもらい、これからの仕事の進め方にも大いに参考になったと思います。
10月から放送が始まった朝の連続テレビ小説「ちりとてちん」では、全国で福井のことを知っていただき、観光やブランドの推進も効果があったと思っています。また、民間放送などでも考福学といいますか福井検定が放送されていました。五木ひろしさんが出演されていて、内容もとても興味深いものであったと思っています。
また、明るい話題としては、「継体大王即位1500周年」という事業を、多くの団体と力を合わせて、継続した準備をしながら進めてまいりました。文字通り、今年は「継体元年」であったと思います。大王は25年間日本の国を治められたと歴史書に記されています。新しい年はいわば「継体2年」ということになります。継続的に継体大王の業績を広めていきたいと思っています。
明るい話題のもうひとつの例を申し上げますと、全国の学力・学習状況調査で、福井県の小中学生がとてもがんばり、最上位の成果を挙げました。また、地域や家庭、特に先生が熱心に取り組まれた成果であると思っております。
現在、教育委員会では、教育・文化ふくい創造会議を、スピードを持って議論していただいています。この成果を新しい年の予算や、これからのプロジェクトに活かすことが必要であると考えております。
いずれにしても、福井県は、決して大きな県ではないが、暮らしやすくて実力のある、県民のみなさんがまっとうな生活をして、様々な成果を挙げている県だということを知られるようにしたいと思っています。
また、市や町と、県都・福井市も県都として中心的な役割を務めながら、まちづくりが着実に進み始めていると思います。教育・福祉など様々な分野でも、市や町との合併後の新しい観点での協力関係に着手した一年ではなかったかと思います。
今日で一応、今年の仕事は「節目」を迎えることになりました。
節目は、われわれ人間が作ったものであります。これは、人間の智恵だと思います。これまでのことをひとつの節目を設けて振り返り、次の問題に気持ちを変えて臨んでいく、その中に継続性を持つという仕事の進め方で、大事なことであります。
俳人の高浜虚子の年末に当たっての俳句に、このようなものがあります。
「こぞことし 貫く棒の ごときもの」というものであります。今年と来年とは年は違う、「節目」はありますが、その中に棒のごとき太い継続性があるという意味だと思います。われわれも太い棒のごとき一貫性を中心に持って、県政を進めなければなりません。
福井県の課題の数例を挙げますと、例えば、陽子線がん治療などがん対策を積極的に進めなければなりません。このように課題を克服し、県民の健康長寿に役立て、健康長寿日本一の福井県をつくらなければなりません。
また、エネルギー産業拠点化計画はきわめて重要なプロジェクトであり、福井県の将来の産業、また地球温暖化など様々な国際的な課題にも、大いに関係する事業であります。4年目を迎えるわけですが、成果を挙げることが必要と思います。
今年は、新幹線や高速道路などについても、県民と一丸となって、われわれ県、議会、産業界、市や町など力を合わせて努力してまいりました。あと一息でないかと思います。ぜひ、その成果が新しい年に実を結ぶことを期待し、全力で進めていかなければならないと考えています。
これらのテーマ、また、それぞれの部や課における大小のテーマについて全力で取り組んでいただきました。どれも全力を注ぐべき値打ちのある仕事であります。力を合わせれば必ず乗り切れるテーマだと思います。そして、夢のある課題だと私は思っています。難しい問題ではありますが、ひとつひとつ課題を解決しながら、全力でかつ勇気を持って、時には慎重な面も必要ですが、課題を解決していこうではありませんか。
そういう意味で、来年はきっと文字通り「勝負の年」になると思います。
いよいよ、明日からは年末年始のお休みです。どうかみなさん、ゆっくりお休みいただいて、鋭気を養っていただき、新しい年を迎えていただきたいと思います。
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