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最終更新日:2012年04月24日

「麻しん(はしか)」と「風しん」の予防接種について

 麻しん(はしか)は感染力が強く、発生するとまん延防止が非常に困難であるため、発生を予防するために確実に2回の予防接種を受ける機会を設けることが必要です。

 また、麻しんや風しんは幼児期早期にかかってしまうことが多いため、麻しんと風しんの予防接種は、お母さんからの免疫がなくなる生後12月以降なるべく早期に接種することが、お子様自身の予防だけでなく、社会全体の感染症の予防(まん延防止)のため大変重要です。

 平成20年4月からは、乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチン(MR混合ワクチンと呼ばれています)を用いて、これまでの生後1歳から2歳までの間に1回目(第1期)の接種、小学校就学前の1年間(幼稚園の年長児の間)に2回目(第2期)の接種に加えて、平成20年度から平成24年度まで、中学1年生に相当する年齢(第3期)と高校3年生に相当する年齢(第4期)の人に新たに予防接種が追加されました。

 

(対象者)

   第1期:生後12月から生後24月に至るまでの間にある人

   第2期:5歳以上7歳未満の人であって、小学校就学の始期に達するまでの日の1年前の日から当該始期に達する日の前日までの間にある人(いわゆる幼稚園の年長児)

   第3期:中学1年生に相当する年齢の人

   第4期:高校3年生に相当する年齢の人

(接種方法)

   麻しんおよび風しんの予防接種はMR混合ワクチンを第1期、第2期で1回ずつ

   平成20年度から24年度に第3期に相当する人は、MR混合ワクチンを1回

   平成20年度から24年度に第4期に相当する人は、MR混合ワクチンを1回

 

第3期、第4期の接種には、どのようなねらいがあるのですか?

 平成18年度の制度改正により、1期、2期の2回接種が導入され、十分な免疫の獲得効果と小学校での集団生活を始める前に行うことで、集団に対する高い予防の効果を得ることとしました。

 平成19年には、十代および二十代の年齢層を中心として麻しんが流行し、その主な原因は、麻しんの予防接種を受けていなかった人や受けても十分な免疫を保有していない人が就学等の集団生活の環境下に一定程度いたため、麻しんの感染が拡大したとわかりました。

 そこで、国では第3期(中学1年生に相当する年齢の人)と第4期(高校3年生に相当する年齢の人)に時限的に追加することにしました。

 この制度の改正により、確実な免疫の獲得効果と、麻しんの流行を二度と起こさないようにするための発生の予防とまん延の防止を図っています。

接種するワクチンを教えてください。

 乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチン(MR混合ワクチン)、乾燥弱毒生麻しんワクチン、乾燥弱毒生風しんワクチンを接種することができます。

 乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチンは、同時に麻しん風しんの接種が可能です。麻しんワクチンと風しんワクチンをそれぞれに接種する場合は、接種間隔を27日以上あけることが必要です。

 平成18年4月から乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチンを使用することが可能となったことで、麻しんと風しんの予防接種は一度で済むようになりました。

 

参考情報

国立感染症研究所 感染症情報センター

 

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