牛海綿状脳症(BSE)

最終更新日 2017年4月3日ページID 005389

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BSEとは

 BSE(牛海綿状脳症)は、牛の脳や脊髄などにBSEプリオンとよばれる蛋白質が蓄積し、脳がスポンジのようになる病気です。発症した牛は異常行動や運動失調などを起こし、最終的には死に至ります。

BSE特別措置法 

 平成14年7月4日にBSE特別措置法とその関係法令の改正が施行され、24か月齢以上の死亡牛の届出が義務化されました。
 その後、飼料規制等の対策を推進したことで、飼料規制実施直後に出生した牛(平成14年1月生)を最後に国内で生まれた牛でのBSE発生は確認されておらず、平成25年5月にはOIE(国際獣疫事務局)により『無視できるBSEリスク』の国に認定されたことなどから、科学的知見に基づき、平成27年4月1日より死亡牛の届出および検査対象月齢が48か月齢以上に引き上げられることとなりました。
 BSE特別措置法とその関係法令の主な内容は下記のとおりです。

1.死亡した牛の届出と検査

 48か月齢以上の死亡牛を検案した獣医師(獣医師がいない場合はその所有者)は、その地域を管轄している家畜保健衛生所に届け出ることが義務づけられています。また、48か月齢以上の死亡牛は、原則として、家畜伝染病予防法に基づくBSE検査を受けることとなっています。
*臨床症状からBSEを疑う場合は全ての月齢が検査対象となります。

 平成29年度の死亡牛受け入れ日程 
 

2.牛の個体情報の提供

 牛の所有者は、1頭ごとに個体を識別するための耳標をつけ、生年月日や移動履歴などの情報を提供することが義務づけられています。また、法的な義務ではありませんが、飼料を使用する段階においても飼料の購入状況や給与状況を記帳・保存するなどの対応が望まれます。
 

3.飼料の適切な製造と飼養

 飼料メーカーなどの関係帳簿の記載事項の追加や保存期間の延長(2年から8年へ)がなされ、これによって、飼料に問題が発生した場合に流通状況等が一層把握しやすくなりました。農林水産大臣や都道府県知事は飼料メーカーなどが保有する有害な飼料について廃棄等を命令できるようになりました。また、都道府県知事は、飼料の使用者に対して飼料の使用状況を検査することができるようになりました。
 
4.獣医師の診療簿等の保存

 獣医師が牛、水牛、しか、めん羊、山羊に対して診療、検案を行った場合は、診療簿、検案簿について8年間保存することが義務づけられました。なお、その他の動物に対して診療、検案を行った場合の診療簿、検案簿の保存期間は従来のとおり3年間となっています。 
 

BSE発生状況

 世界的には、平成4年が発生のピーク(37,316頭)でしたがBSE対策の進展により、近年は数頭~数十頭と発生頭数が大きく減少しています。
 国内では、平成13年9月に初のBSE感染牛が確認されて以来、36頭(死亡牛のサーベイランスでは14頭)のBSE症例が報告されていますが、平成21年1月のBSE感染牛の確認を最後に発生がありません。


関連情報リンク
*農林水産省:牛海綿状脳症(BSE)関係
       全国のBSEサーベイランスの結果
*動物衛生研究所:疾病情報『牛海綿状脳症』

 

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