農作物や園芸施設等の雪害防止対策の徹底をお願いします

最終更新日 2018年11月22日ページID 040002

印刷

 

農作物や園芸施設等の雪害防止対策について

 

平成30年11月22日

福井県農業総合指導推進会議

 

○耐雪性でないハウスは積雪前にビニールをはずしておく。

○冬作として野菜等を栽培しているパイプハウスは中柱等により補強する。

○暖房装置、融雪パイプを設置し、融雪に努める。

○果樹では、積雪前までにせん定作業を進める。

 

<農作業安全>

・施設等の雪害防止作業や除雪作業を行う時は、足場や高所からの転落、雪で滑っての転倒等に注意する。

・複数人数で時間に余裕をもって作業を行うよう努める。

 

<パイプハウス等の対策>

1 被覆ビニールの除去

耐雪性でないハウスは、積雪前に速やかにビニールをはずしておく。

 

2 降雪前の対策

(1)パイプハウスの補強・補修

中柱は、3~4m間隔で設置する。

タイバーは、軒から棟の高さのうち、軒から1/4の位置に取り付ける。

斜材は、軒から棟の高さのうち、上から1/4の位置と軒を結ぶようにX型に取り付ける。

・基礎部が腐食している場合は、パイプの交換や補強資材により強化を図る。

 ・ハウスの保温性向上を図るため、ビニールの破れや隙間の点検、補修を行う。

 

(2)融雪・除雪の準備

暖房用の燃油残量、暖房装置の動作を確認する。

ハウス軒下に堆積した雪を融かすために、肩面に融雪パイプを設置する。

融雪設備がある場合は動作を確認する。

・融雪効果を高めるために、ハウス横に幅1m程度の浅い融雪溝を整備する。

・除雪機を使用する場合は、ハウス周囲の障害物を取り除いておく。

 

2 降雪時の対策

(1)融雪

・暖房装置がある場合は、内張りカーテンを開放した上で暖房を行い、屋根雪を滑り落ちやすくする。

・暖房装置のないハウスでは、内部を密閉して気密性を高めることで、地熱により室温を上昇させ、内張りカーテンを開放して屋根雪を滑り落ちやすくする。

・散水による融雪では、軒下に堆積した雪に散水する。

・ビニールの弛んだ部分や天窓に積雪した場合は、早めに人力で除雪する。

 

(2)ビニールの切断除去

・積雪がハウスの耐雪強度を上回る場合は、ビニールを切断除去する。

・竹ざお等の先端に鎌や包丁などを付けて、ハウスの奥から両側均等に破る。その後、棒などで雪を落とす。

・積雪が多く危険と判断した時はハウスに入らない。

 

3 積雪後

(1)ハウス回りの除雪

・除雪を行う場合は、複数人で作業を行うなど安全確保に努める。

・屋根部まで積雪した場合は、重みが片寄らないようハウス両側を均等に除雪する。

 

(2)着雪防止・沈降圧防止

・ビニールを除去してあるパイプハウスでも、積雪による沈降圧で変形、破損等の原因になるので、パイプ部を早めに掘り出しておく。

 

<参考>

・(一社)日本施設園芸協会HP「平成26年2月の大雪被害における施設園芸の被害要因と対策方針」

http://www.jgha.com/files/houkokusho/26/yuki.pdf

・農研機構 HP 「寡雪地域における温室の害対策」

http://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/publication/files/tebiki20160215_1.pdf

 

<大麦>

・融雪水が速やかに排水されるよう、積雪前に排水溝、排水口を確認し、手直しする。

・枕地の畝を作った場合には、畝を切って圃場内部から直接排水口に繋がる排水溝を追加する。

・排水口を必ず額縁排水溝の底面より下にする。(水田排水口は水稲の水管理用で高いことが多く、一般には切り下げる必要がある。)

 

<果樹>

(1)せん定

枝折れの危険性が高まるため、積雪までにせん定作業を進めておく。

・古い側枝が乱立して混み合っている部分や下垂した枝だけでも切除しておく。

 

(2)幼木・成木の管理(ウメ、カキなど)

・ウメ、カキなどの幼木は結束して樹冠を縮めるか、枝吊りを実施する。

・成木は主枝などの大枝に下から支柱を当てがい、積雪荷重に備える。

 

(3)棚栽培での管理

・ナシなどの棚栽培では棚を補強する。

・せん定で枝数を減らし雪が棚に積もりにくくし、降雪までに中支柱を入れる。

 

(4)園内の見回り、雪の払い落とし等

・降雪中や降雪後は、枝に付着した雪を払い落とし、樹冠下の積雪を踏圧する。

・雪に埋まった状態で、樹や枝を放っておくと、融雪時に雪中で骨格枝が沈降して裂開するので、速やかに掘り出し、タル木などの支柱をあてて枝を持ち上げる。

 

<畜産>

・濃厚飼料の在庫確認と購入手当を早めに行い、粗飼料等も含めた冬期飼料の確保に努める。

・畜舎環境の悪化により生産性が低下しないよう、換気扇、窓の開閉をこまめに実施する。

・豪雪が予想される場合は、予め畜舎等大型建物の除雪計画を立てる。また、畜舎軒下等においてある機械類は落雪による破損防止のためできる限り屋内へ収納する。

アンケート
ウェブサイトの品質向上のため、このページのご感想をお聞かせください。

より詳しくご感想をいただける場合は、seisan@pref.fukui.lg.jpまでメールでお送りください。

お問い合わせ先

生産振興課

電話番号:0776-20-0427ファックス:0776-20-0650メール:seisan@pref.fukui.lg.jp

福井市大手3丁目17-1(地図・アクセス)
受付時間 月曜日から金曜日 8時30分から17時15分(土曜・日曜・祝日・年末年始を除く)